NANTO Vegetable Seed Catalog 2021
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満面の笑みで「白いおおもの」を手にする原田憲義さん。左が筆者。満面の笑みで「白いおおもの」を手にする原田憲義さん。左が筆者。播種収穫期トンネル播種月栽培型暖地一般地高冷地抑制栽培抑制栽培抑制栽培抑制栽培トンネル栽培トンネル栽培マルチ栽培マルチ栽培トンネル栽培トンネル栽培マルチ栽培マルチ栽培トンネル栽培トンネル栽培マルチ栽培マルチ栽培145㎜小型苗ラベル白いおおもの白いおおもの白いおおもの••••••特 徴成熟日数84~85日の中早生タイプ。粒皮は柔らかく、色はクリーム色系のホワイトではなく、美しい「真っ白な純白」。先端不稔の発生はほとんどない。葉色濃いめで、草丈は180cm前後。主茎が太くガッチリしており、倒伏に強い。穂形は円筒形でボリュームがあり、皮付穂重430~450g。甘味が極めて強く、果汁はミルクのように白くまろやかな風味。このボリューム感と甘みの強さはまさに「白いおおもの」。純白・美白のホワイトコーン。「ホワイトレディ」のリニューアル名称となります。Ohmono White元詰小袋約60粒絵袋詰2000粒絵袋詰200粒ガツンと甘いガツンとデカい純白の粒皮熊本県・山鹿の原田さんの「白いおおもの」レポートです!熊本県・山鹿の原田さんの「白いおおもの」レポートです!おおものに「白」があるなら問答無用で作りたい。ナント種苗の「おおもの」コーンの発売当時から地元の道の駅に圧倒的に大きな500gのトウモロコシを出荷されていた原田様は「白いおおもの(当時の名称:ホワイトレディー)」の導入はスムーズに進みました。実は原田様は他社のホワイトコーンをオーダーしに来られていました。しかし富田農園からの提案は『おおものの白バージョンがあります。是非作って頂きたい!』でした。その思いは長年ナントの「おおもの」を栽培されていた原田様には説明不要のお言葉だったそうです。『おおものの白があるのならば問答無用にこちらを作りたい!』栽培結果は画像(右上)の通りのサイズ感と糖度20度のトウモロコシでした。「おおもの」が春作では背丈が高い事は栽培の中で熟知されていましたので、なるべく「白いおおもの」も交配までじっくりボク(茎)を作る事に努められました。収穫後に原田様のこだわりの部分をお聞きした所、まず言われましたのが「移植」についてでした。一般的にトウモロコシは移植に向かず本葉3枚が定植の限界苗であるとされます。原田様はまずセルトレーに播種せずにペーパーポット72穴に播種しました。ペーパーポットにした事で定植の際の根痛みが軽減されました。活着もスムーズに進み、たちまち、ぼくたん(茎)の大きいガッチリした姿が確認されます。ここまで来ますと交配も花粉が多く、先端不稔も無く、もちろん交配後の倒伏もありませんでした。「白いおおもの」は売り場の棚に並んだ時に、他の品種と比べてもホワイト色が濃く美しく、彩り際立つ印象を受けたそうです。店頭でバカ売れした事は言うまでもありません。さらに原田様は近年の化学肥料栽培を懸念し、自然農法を取り入れておられます。自然農法とは、有機質の肥料を使用する事ですが、トウモロコシは窒素要求量の多い作物であり、有機だけの施肥設計ではとても難しいと感じられました。そこで原田様は、月齢と潮の関係を利用し、完熟堆肥によるオーガニック栽培を確立されました。この「白いおおもの」は化学肥料を一切使用していません。農薬も通常3回~4回使用を半分に減らす事に成功しました。原田様は『同じ品種が並んでも自分は糖度とボリュームは誰にも負けない』と仰います。又、時代のニーズに応じてナント種苗の品種選択を信じ、これからも応援したいとも仰って頂いています。執筆:(有)富田農園 富田泰行 代表取締役原田さん収穫の「白いおおもの」。当社カタログに匹敵するサイズ。原田さん収穫の「白いおおもの」。当社カタログに匹敵するサイズ。「白いおおもの」播種3/22 ペーパーポット72穴 定植4/5 収穫100

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