NANTO Vegetable Seed Catalog 2022
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ピーマン・とうがらし 農研機構 野菜茶業研究所で育成・発表された疫病・青枯病およびモザイク病に複合抵抗性の台木用ピーマン。疫病・青枯病に対して強度の抵抗性。 PMMoV(P1.2)に対して抵抗性を発揮するL3遺伝子を保有。PMMoVおよびToMVの発生している地域では、穂木に同じL3遺伝子を有する品種を用いてください。 サツマイモネコブセンチュウに抵抗性(ただし産地によっては発病の可能性あり)。高温・多湿・高菌密度条件下では、発病する可能性があるため土壌消毒などの通常防除を併用してください。接木の難易度は「ベルマサリ」と同等で、穂木との播種間隔は約10日。自根栽培に比べて初期生育はやや遅くなります。 直径5ミリ(鉛筆より細い程度)で細長く、濃緑色で皮のやわらかい、甘みがあって少しだけピリ辛のとうがらし。 夏から秋にかけて枝いっぱいに細長い果実を実らせる。 一般の野菜に比べてビタミンCを多く含み、食物繊維やカロチンも豊富に含む。 沢山できるので追肥をきちんとやり木を弱らせないのがポイント。 主な料理法:油炒め・てんぷら・つけ焼き・煮浸し。 100年以上も前から奈良市北東部で農家の自家消費用として作られていた甘味種のとうがらしで「大和の伝統野菜」に認定されている。 果実は、長さ約5センチ。果皮色は、なすのような艶のある濃い紫色で非常に多収。追熟すると赤くなる。 肉厚で佃煮、油炒め等に向き、熱を加えると緑色に変色する。特 徴ポイント特 性特 性 143㎜143㎜品種登録第20755号台パワーベルマサリベルホマレ疫病抵抗性台木品種A(他社)疫病抵抗性台木品種B(他社)1)「台パワー」以外は台木に用いられている市販品種。2)L3はPMMoV(P1.2)に対して抵抗性を示す。109 絵袋詰20㎖元詰小袋30粒絵袋詰20㎖元詰小袋30粒抵抗性遺伝子の種類品種・系統名1)疫病発病株率(%)44510007枯死株率(%)0361907発病枯死株率(%)株率(%)001000100100100100100100遺伝子の種類2)L3L3−−−農研機構 野菜茶業研究所育成青枯病・疫病に悩むピーマン産地の皆様に頼れる台木品種青枯病・疫病Dai Power台木品種の登場です。青枯・疫病に極めて強いピーマン台木青枯病・疫病・モザイク病(L青枯病・疫病・モザイク病(L33)に対し、)に対し、極めて強い複合抵抗性。極めて強い複合抵抗性。紫とうがらし紫とうがらしMurasaki TougarashiMurasaki Tougarashi(甘とうがらし)(甘とうがらし)ひもとうがらしひもとうがらしHimo TougarashiHimo Tougarashi細長くてちょっとピリ辛細長くてちょっとピリ辛いろんな料理に合ういろんな料理に合う既存品種疫病発生圃場での様子台パワー品種登録 第20755号元詰1000粒台パワー青枯病発生圃場での様子既存品種「台パワー」の疫病・青枯病抵抗性検査結果およびPMMoV(野菜茶業研究所)青枯病PMMoV抵抗性PVP台パワー

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