NANTO Vegetable Seed Catalog 2021
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徴 特やや晩生である「羅皇」の糖度乗りを早くした改良タイプで食味の良さが特徴。草勢は前半~後半ともに強めに推移するが「羅皇」との対比では若干大人しくなる。着果性は良く、蔓ボケの心配少ない。一般に収穫時まで草勢強く残る品種は過肥大しやすく空洞果になりやすいが、当品種は「羅皇」に準じるツル持ちと空洞果の少なさが特徴。裂果・うるみ果の発生も少なく高い秀品率。果重8~10kg内外で肥大性が非常に良い。また安定して正球形に仕上がりやすい。果皮色は非常に濃い極濃緑色でシラケにくい。糖度乗り安定し、平均13度前後。果肉色は濃桃紅色で発色良く、肉質はやや硬めでシャリ感に優れる。トンイポの培栽草勢は強い品種であるので、早い作型では減肥するか、台木で調節すると良い。特に低温時の生育初期は十分に保温し、初期生育をスムーズに促す。6~7月収穫のトンネル栽培で開花後45~46日程度で収穫となる中早生~中生。絵袋詰200粒RAOU Z•••••••••羅皇Zツル持ち良く空洞果少ない「羅皇」の特性を継承しながら糖度乗りが「羅皇」よりも早い。ツル持ち良く空洞果少ない「羅皇」の特性を継承しながら糖度乗りが「羅皇」よりも早い。作型  月露地露地トンネル(新潟・長野・山形*)中型トンネル(千葉・鳥取・新潟*)単棟ハウス(千葉・鳥取*)連棟ハウス(熊本*)播種(抑制)定植収穫期*各作型における参考産地 地域差があるので目安とする「羅皇」では草勢強く成熟日数が掛かりすぎる作型において、かつ「紅孔雀」では栽培終盤のパワーが物足りない作型において「Z」を両者の中間的な作型で使用。貴産地で「羅皇Z」はこういう使い分けも出来ます。春夏▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶紅孔雀羅皇Z羅皇Z羅 皇ハウス前半中間的作型中間的作型春の後半~盛夏期比較的低温期の栽培に適した「紅孔雀」はハウスの前半作で問題となり易い低温低日照に鈍感。逆に高温期だと草勢強くないのでパワー不足。比較的高温期に適した「羅皇」はハウス高温期作やトンネル作において抜群のツル持ちと空洞耐性。逆に低温期作型では草勢やや強すぎ、また熟期も掛かる。春から夏に掛けて3つの時期ごとに品種を使い分ける場合はその中間にて使用。交配から収穫までの日数が決められているという生産組織グループには、糖度の上がりの早い「Z」があります。第67回全日本野菜品種審査会にて二等入賞。2等第67回全日本野菜品種審査会2等糖 度44果肉硬さ草勢強さ5空洞耐性4.5肥大性4.5早生性4早生バージョンの「羅皇」早生バージョンの「羅皇」茨城県にて2020年6月末撮影。2~3L中心で正球形にまるまる肥大した「羅皇Z」。30

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