NANTO Vegetable Seed Catalog 2017
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メロンつる割病とは写真)発病初期。胚軸部が透き通った様な外観となり亀裂から赤いヤニが発生。メロン、マクワウリ、シロウリなどにしか病原性を示さない。菌は根から侵入して導管内で増殖、養水分の吸収を阻害。下葉に黄化やしおれが見られ上位に進展。最後には茶褐色になり枯死。茎はやや透き通ったように黒ずみ、赤褐色~ピンク色のヤニが発生し、やがて黒変。地際部には白色やピンク色のかびが見られることもある。根の一部が褐色に腐敗し、茎を切ると維管束が褐変している。防除・対策連作を避ける。抵抗性台木や抵抗性品種を作付する(レースが分化しているので注意)。石灰を施し土壌phを矯正する(phが低いと発病しやすい)。育苗は専用ハウスで行い、栽培圃場から隔離する。支柱や資材は新しいものを用いるか消毒する。蒸気などで床土を消毒する。本圃を土壌消毒する。発病株は早急に抜き取り適切に処分する。「つる割病」は決め手となる薬剤はない。治療するのが困難な病気なので抵抗性品種や抵抗接ぎ木苗を利用することが予防となる。発病は早期発見を心掛け、侵された株は迅速に対処して被害の拡大を防ぐ。発病株は発症部分を切り取って畑の外で必ず処分。つる割病レースとは写真)発病中~後期の褐変症状。写真)熊本市で撮影されたレース1によるものと思われるメロンつる割病発病の様子。写真)熊本市で撮影されたレース1によるものと思われるメロンつる割病発病の様子。(レース0.1.2抵抗性)つる割病菌は「レース0」「レース1」「レース2」「レース1.2」に分類。レース1.2は病徴によってさらに、葉が黄化する「1.2y」と黄化せずにしおれる「1.2w」に分類。レース0およびレース2は全国的に分布しているが市販品種のほとんどがこれらに対する抵抗性を持つため、大きな被害発生はない。しかし1983年に高知県において「レース1.2y」、1994年に滋賀県において「レース1」が発生し、全国的な被害の拡大が見られている。茨城県においては1999年ごろから「レース1.2w」が国内で初めて発生確認された。マリアージュ・ルフレNM-367マリアージュグランにつる割病レース0.1.2抵抗性を付与。マリアージュにつる割病レース0.1.2抵抗性を付与。マリアージュグランにつる割病レース0.1.2抵抗性を付与。マリアージュにつる割病レース0.1.2抵抗性を付与。産地限定サンプル種子ございます予告品種発売中メロン47

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